憂国日記
2006年11月


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(「f」は上旬「l」は下旬です)

ご意見ご感想はメール、もしくは掲示板までよろしくお願いします。

著書、絶賛発売中:『若者を見殺しにする国』(朝日文庫)

各日付ごとにnameアトリビュートを設定しています(日付の上部に薄い灰色で表記)。リンク等にご利用ください。


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06/11/30

『論座』に出ます

トップにも書きましたが、12月5日発売の『論座』1月号に、ワーキングプアについての私の文章が掲載されます。特集ですので急に飛ぶことはないと思いますけど……。
 内容としては、最近私が書いてる内容そのものです。少々よそ行きの勢いにはなってますが、芯は外していないと思いますよ。
 あと、応援のお便りも「やらせ」はともかく、できればお願いします。

『オイディプス症候群』笠井潔
 新書判も出ているようです。
 やっぱり新書判も撲殺に十分な厚さなんでしょうねぇ。

 800ページ以上、なんとか完全読破したよー。
 つか、本筋に関係ない(というか、本筋を入り口にした支線)だけで400ページ以上なんじゃないか、これ?
 これを「おもしろステキ哲学談義たっぷり」と考えるか「刺し身のツマ大盛りに上げ底かよ」と考えるかは読者次第。俺は嫌いではないけど、ただ本中毒患者が讃美しそうな嫌らしさがあって、素直に認めたくはないな、こういうの。

 ところで、どうしても「ナディア」という名前に、どうしても肌は褐色で髪は紫色のワガママ娘というイメージが焼きついてしまって……

「ゲーム検定」やってみた。
 試験会場:酒飲んだ後、リクライニングシートで酩酊状態のマンガ喫茶にて。

+++ ゲーム検定 成績発表 +++


あなたの総合得点は73点  全国平均 54点

全国順位(11月24日 6時現在)
3086位(57987人中)

−−ジャンル別得点表−−−−−−−−−−−−
            0_________50__________100%
ハードウェア       ■■■■■■■■■■■■■■■■■
ゲームシステム&テクニック■■■■■■■■■■■■■
キャラクター       ■■■■■■■■■■■■
ビジネス         ■■■■■■■■■■■■■■
雑学           ■■■■■■■■■■■■■■■■
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

−−講評−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あなたは「ゲーム将軍」
ゲームに関して水準よりかなり多くの知識を有してはいるが、まだまだ上には上がいる!このままの地位に甘んじていてはいけない。日々精進あるのみだ!
貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:
   ハードウェア
貴方がもっとも詳しいゲームの年代:
   90年代後半から現在にかけての熟成期
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ま、こんなもんですか。
 個々のゲーム内容の問題なんか、やったことがあるかないかだけだからなぁ。

振り切り、5280枚。
BSZ 5280枚

 1万枚使って5000枚リターンとかなら面白くないけど、これは500枚引き出して、別のゲームに使った残りの200枚弱からゲットした振り切りだから嬉しい一枚。しかも10Bet。
 オリジナルの660枚は、2倍フリーゲーム時にJoラインのAny7などで。


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06/11/23

扉を開け!! なんて簡単にいえない

12月になったら扉絵を交換しますよ。
 もう経団連会長も奥田じゃないしな。

パートの国民年金、給料から天引きを検討…厚労省
 昔は泥棒だって最低必要限度の生活費までは取らなかったって話だよ。
 中央のお役人様は、パートの賃金で13300円(だっけ?)を稼ぐのがどれだけ大変か、働いて試してみればいい。

「ボタン押すだけ」で1万5000円=TMの「無駄遣い」民主が追及−参院特委
 って、中央のお役人はボタンおして15000円が正当だと思っているのか、こりゃダメだ。
 いや、もちろん名目だけで、中身は財布の中なんだろうけど、そういう数字をあてちゃう時点でどうにもならない。
 ところで、蓮舫の名前を久しぶりにみたな。

NHK男性記者を書類送検、酔って放置自転車乗り回す
 罪状は「占有離脱物横領」で、俗に言う「横領」のうちの1つです。
 これを踏まえたうえで、「少年犯罪は急増しているか」を読みましょう。
 もっとも、普段からこのサイトに来ている人には周知の事実かと思いますが。

秋葉原も防犯カメラ設置へ=オタク、メイド狩り防止に−東京
 割れ窓論理の一環で路上の商品が撤去され、駅前になんとかフィールドができて、ヨドバシができて、ついに監視カメラの設置とあいなりました。
 割れ窓論理は割れた窓をはめ込み、窓を閉めることに成功しましたが、今度は固く閉まった窓を開けることができなくなってしまいました。
 「開いた窓は犯罪の印」それが「閉め窓論理」です。

 電車男がもてはやされ、ヨドバシができた頃から、秋葉原にはマナーが悪い人が増えたといいます。
 マナーの低下が即犯罪に繋がるとはいいませんが、秋葉原に必要なのは本当に防犯カメラであり、窓を閉じることなのでしょうか?
 秋葉原はアキバとなり、秋葉原のネタは既にベタと化してます。
 あまりの居心地の悪さに、マンガなら池袋や中野、パソコンなら新宿に逃げるオタクも増えているそうです。
 窓を閉め、マナーを知らない連中が増え、監視カメラの設置されたアキバは、どうしたらこれまでの秋葉原に戻ることができるのでしょうか?
 もちろん、戻らなくてもいいという選択肢もあります。他の街でも用事は済むよと。
 しかし、電子部品、マイコン、家電、ゲーム、アニメ・同人と、中心の品は変われども常に趣味の街であった秋葉原という街の特性を、本当に他に求めることができるのでしょうか? 私は無理だと思いますね。

 アキバも近いうちに、あの醜悪な表参道ヒルズがそびえ立つ前にあった同潤会アパートみたいな「かつてあった幻」にされてしまうのでしょうか。

 「ここに穴があった。今はもうない」(サイレントヒル2 ニーリーズ・バーの落書き)


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06/11/18

子供は超ハイコストを支払っても、生かされるべきなのか

ネタがないので、中途半端に終ってた書きかけの文章を引っ張り出して、ちゃんと終らせてみる。


 子供は超ハイコストを支払っても、生かされるべきなのか。

 最近は「死ぬ死ぬ詐欺バッシング」が大人気である。(これを書いた時はそうだった)
 つまり、「子供が難病にかかっているから寄付をしてほしい」というサイトが、ロクに収支を明確にせず、かつ自身の財産をロクに切り崩さず、大量の金を集めているということに対する批判である。
 もっとも多いのが、渡航費用の不明瞭さに対する非難。
 ただ、少々炎上しすぎだと思うのが、「両親のホテルの宿泊費まで、寄付でまかなっている」という非難。
 「移植者のための居住施設があるのに、ホテルに泊まるのは贅沢だ」という考え方があるようだが、私は当然両親の渡航費用や滞在費は寄付でまかなうべきだと考える。そして日本語によるサービスの有無を考えれば、日本語スタッフが常駐しているようなそれなりのランクのホテルに泊まるのは必然ですらある。必要な時に連絡がうまくいかずに困るのは移植する医者の方なのだから。

 まぁ、そんな話はいろんなサイトでやっているので、私個人は、もっとこの話の「核心」を考えてみたい。

 私がこの話を聞いて素朴に思ったのは「そんな金のかかる手術をする必要があるのか?」ということだ。
 最近では猫を殺したぐらいで大バッシングが起こるぐらいだから、こうした疑問を持つこと自体が「非道徳的だ」として非難される事かもしれない。
 しかし、冷静に考えてみれば、医療によってその病気が克服できるからといって、じゃあ当然のように病気にかかった子供を生かさなければならないのか。
 こうした病気は、一時的な事故とは違うのだ。怪我や事故ならその治療は当然のことだが、数千万もの治療費がかかるような病気を、本当に「当然のように」治療しなければならないのだろうか? 私はこの疑問からどうしても逃れることができない。

 じゃあ、逆に考えてみよう。
 「いくらかかっても、費用さえあれば解決できうる病気」に対して、両親が治療しなければならないことが前提だとすれば、親は子供を産むことができるだろうか? リスクを考えれば、子供を産むことは大金持ち以外にはできないことになってしまう。1億円の治療ができないことが原因で、年収300万の両親が子殺しの罪で罰せられるような社会は正常とは言えないだろう。
 一方で、じゃあ国がその費用を負担するとしたらどうだろうか? その額は決して安いものではない。当然その他の社会サービスが削られることになる。そして真っ先に削られるのは、我々のような「働き盛りのはず」の若者に対する福祉だろう。今までの老人利権に加えて、過剰な子供の親利権が発生した時に、我々のような若者弱者は生きていけなくなる。もっとも、それでも構わないという連中も多いだろうけど。

 結局のところ、今まではそうしたことに関して「ある程度の子供は見殺しにする」ことで、我々の生活は成り立ってきたといえる。
 軽症は治り、重体は治らない。
 このような大きな病気にかかった時に、医学がさほど進歩していない時代には「子供の命を天命と考えてあきらめる」という必然が存在した。子供を失った事を嘆きつつも、心の中では諦めの心をしっかり醸成することが出来たのだ。
 しかし、医学の進歩に伴って、多くの病気が治療できるようになった。しかし、治療が可能だと言うことと、実際に治療できるということは、全く違う。それはこのテーマの主題であるお金の問題である。
 それは自ずと、「人間の階級(収入)」と「生命を価値」を直接的に結びつけてしまう。金持ちの子供は生き延びる権利があっても、貧乏人の子供はとっとと墓に埋めてしまえとなる。
 逆にそれを国家で埋め合わそうとすれば、別の弱者が葬り去られることになるのは、先に述べたとおり。

 じゃあどうしろというのか。
 するとやはり「どこかで親が子供の命をあきらめること」をするしかないと思う。
 そしてそれと同時に、「金持ちはあきらめなくていいけど、貧乏人はあきらめなければならないとなると、不公平だな」とも思う。
 貧乏人の子供を救うために、Webなどを利用した個人的な募金活動が必要なのではないかとも思うが、むしろ多くの金を集められるのは、広くプロモーションを行なうことのできる金持ちだろう。「死ぬ死ぬ詐欺」についても、NHKの人なんかはチャリティーコンサートまで開いてもらったらしい。楠瀬誠志郎も「ほっとけないよ」というじゃない。でも親は勝ち組の金持ちですから!残念!!(って、今さら……)
 冗談はともかくとしても、どうにせよある特定の人間が社会に対して過大なコストを要求するならば、その人間は社会にとって有害なのだ。
 しかし、現代社会はコストを喰う存在に対して、極めて甘い。
 格差社会についても、むしろ大量の給料というコストを喰う人間を、優秀が故にコストを払うのではなく、コストを喰うがゆえに優秀だと考えている節がある。だから上層がさらに上層に突破することによって、金銭的な格差社会が発生する。
 金銭的な格差社会は、吊られて中層の格差解消欲求を生み出す。それは上層が下に下がることではなく、中層が上層に近づくことだ。しかし、社会が消費できるコストは無限ではないのだから、上方推移的経済格差解消欲求は、自ずと下層の締め上げに帰結する。

 ならば、「死ぬ死ぬ詐欺バッシング」というのは、下層の若者による、そのような上方推移的経済格差解消欲求に対する叛乱ではないのか。
 「子供は超ハイコストを支払っても、生かされるべきなのか」という命題にYesと答えるのは、その一方で下層を締め上げることにYesと言うことではないのか。

 私は「命は平等なのだから救わなければならない」という情緒的結論に批判的でありたいと考えている。


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06/11/16

厚いよ

そろそろ真面目にサイト全体を復活and活性化させようと思って、読書録のネタ本を借りてきた。
 『オイディプス症候群』笠井潔

 図書館で検索かけたら、書庫行きになっていたので、司書さんに持ってきてもらった。
 待つこと5分ほど……………………ぶ厚っ!

 つか、これが普通に棚にあったら絶対借りなかったね。司書さんが持ってきたから借りるけど。
 帰りにどっか寄って買い物していこうと思ったけど、いったん家まで帰ったよ。さすがにこれをもっては出歩けない。

 え? どのくらい厚いかって?
 聞かれると思って、比較写真をご用意しました。

左から広辞苑、オイディプス症候群、論座、涼宮ハルヒの憤慨

 左っから、厚い本の代名詞こと広辞苑(第4版)、オイディプス症候群、左寄りな論壇誌(ナベツネ)、オタな文庫本(あの人)となっております。
 広辞苑ボロボロですね。布テープの補強が痛々しいです。
 近くに置いていつでも使えるようにしてありますし、コーヒーなんかを置くこともありますし、踏み台として俺の体重を支えることもあります。間違いなく自分の持っている本の中で、一番活用している本です。

 で、オイディプスの厚さは、おおよそ広辞苑の半分弱って所ですか。
 普通人間は、広辞苑を半分も読みません。「たほいや」やろうっていうんでもない限りは。
 でも、これは小説ですから、当然全部読むわけです。
 一応、後ろの方をチェックしましたが、作者のあとがきが100ページとかそういうわけでもないですからね。後ろまでぎっちり本文。
 ページ数は865ページまでナンバリングされております。

 ここにあるのは2002年の初版本なのですが、非常にキレイで、ほとんど手に取られた形跡がありません。図書館の本なのに。
 やっぱりこれが本棚にあったら、読むどころか手にすら取らないということなのでしょう。なるほど書庫行きなわけだ。

 そんなわけで、ひと仕事を終えた(終ってないけど)私は、それ以外にすることがないから、分厚い本を読むわけですよ。

ニュースとか、何かあったっけ?

 教育基本法。教育を云々いうということは、要は年齢の非可逆性を利用した支配欲に過ぎない。
 他人を教育しようと思うな。その分だけ自分で学べ。

 子供の自殺問題。別に驚くに値しない。結局、安倍政権支援のための媚び媚び報道でしょ。
 それどころか自殺予告までが媚び媚びのヤラセだよ。つか、出したのネトウヨだろ?
 つか、大人の自殺もちゃんと報道しろよ。年間3万人だぞ。こっちは経済問題だぞ。そんなに教育問題に逃げたいのか!

 タウンミーティングヤラセ問題。
 もっと大きなヤラセがたくさんあるから、こんなのどうでもいい。

 ……面白くもない。


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06/11/14

テンバイヤーが夢の痕

アジバ3ktkr

いま、姜尚中の『愛国の作法』を読書中。
 いいテキストなので、いろいろとイジリがいがありそうだ。
 もちろん私としては、これをどうやって批判するかを考えてますよ。

PS3が発売されましたが、まぁ盛り上がっているのはゲーム市場じゃなくてヤフオク。
 品薄を見込んだテンバイヤー(転売屋の意味)が大量出品。しかし、テンバイヤーの跋扈を阻止すべく、2ちゃんねらーがそれに高額入札をして、連絡を取らずに取引不可能状態に。(取引き不能になれば再出品を余儀なくされ、プレミア価格は下がり、不良在庫の可能性が高くなる)
 また、普通に売れたとしても、元々普通のゲーム好きの評価としては「PS3は購入を即決するには高いし、Wiiの評判もいいし、X-BOX360のソフトもこなれてきたしで、次世代機戦争が混沌としてきたので、ひとまず様子見」が妥当だろうPS3に、プレミア価格などロクにつくはずもなく、せいぜい小売り価格から2万程度のプラスで、それこそ10数万で売りさばこうと皮算用をしていたテンバイヤー達のダメージは大きい。
 結局、発売から数日経って、ぼちぼち「地元で普通に買えた」なんて情報が出始めた現在、どんどん品薄プレミア価格が崩壊しており、不良在庫の恐怖におののくテンバイヤー達が定価+α程度で必死で商品を売りさばこうとしているのが現状であります。
 ちなみに、発売当日に大量に発生したとされる中国人テンバイヤーは日本よりも、オフィシャルでの販売予定のない中国でPS3を転売している模様。こっちは定価の2倍ほどで売れているそうです。日本の一般テンバイヤーはかわいそうだな(笑)。

 その辺の詳細は、2ちゃんねるのオークション板、PS3関連スレッドで。
 横から眺めるだけで十分楽しめるので、この殺伐感を味わっておくといい。


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06/11/03

教師なんて「アカの他人」だろうに

さて、復帰していきなり何もかかないというのもなんだから、ちゃんと書くか。

件の教師のイジメで生徒が自殺したという件。
 私がもっとも気になったのが、生徒がアダルトサイトを見たとかなんとかで、そのことを両親が問題の教師に相談したという点。
 その相談の意図が単純に「子供が性的なことに興味を示したので、どうしたらいいか」なのか「そういうサイトに入って、金銭や個人情報の被害をうけるのではないか」なのかがイマイチ分からない。
 子供が性的なものに興味をもつのは当たり前なので、親はそれをさらっと見過ごすべきだし、ネットリテラシーがないがために見過ごせないのであれば、それは見過ごすだけの能力のない両親が悪い。
 で、そのことを教師に相談するというメンタリティーは、やっぱり昨今の安全安心社会のモノなのだろうなぁ。PTA的教育観が今ほど額面通りに受け入れられている時代はなかろう。

 安全安心社会を構築するためには、警官を始めとする「身分が上の人」に対する無条件な信頼が必要不可欠で、その身分が上の人の中には当然教師も含まれる。
 今回の件で教師がこれだけ社会的に批難を受けるのは「生徒を虐めた」からではなくて、「安全安心社会文脈をだいなしにした」から。
 結局、教師バッシングも、社会身分制度下の安心安全論理のメンタリティーでしかない。「教師は上の身分なのだから自省しろ」というわけだ。
教師が生徒を虐めることは批難しても、学校の要塞化を批難する人は少ない。かくして安全安心な要塞の中で人間関係が「猿のお山」のようになっていく。飼育員は政府の役目?

 教師は悪い。
 両親も悪い。
 学校の要塞化を押し進める社会も悪い。
 生徒だけが被害者。

未履修の権について。
 「おおよそ3」を頑に否定した時点で、日本の教育が「人間として生きるために必要な叡智を教えること」から「受験という結実を目指すもの」に変化してしまったのだから、受験に関係ない科目を軽視する文脈からこうした事件が出てくるのも必然。
 いいじゃん。あなたたちがそれを選択したんだから。子供には受験科目だけを勉強させれば。
 学力低下を煽るマスコミがこの事件を大きく取り上げる意味が分からん。学力=受験力に関係ない勉強なんていらないんじゃないの?

 あと、安倍内閣が教育改革ということをやっている時に、こうした教育系の問題が大きく取り上げられるってのは、そういうことですね。
 かつては郵政。今教育。

<タミフル>服用と異常言動に関連性ない 厚労省研究班
 共和党のご機嫌とりに厚生労働省必死だな。

 関連記事:
 「ストレイ・ドック」「タミフルの国家備蓄も米ブッシュの意向!?」
 「Sasayama's Weblog」「タミフルと、リレンザの副作用一覧」

他にこの2週間になにかあったっけ? ……えーと。NHKへの放送命令、禿電話予想外。
 あと、結局筑紫は山本モナの問題について何も発言しませんでしたね。
 マスメディアの人間にはジャーナリストとしての職業倫理なんて、全く存在しないということがよく分かりました。
 筑紫はもう安倍晋三によるNHKへの介入問題なんかも批判できませんね。
 ちなみに、世間も不倫であることばっかり問題にして、くだらないバッシングをくり返すだけでバカバカしい。性倫理と職業倫理を一緒くたにしてしまうバカが多くてビックリ。

「不滅の男 エンケン対日本武道館」
 CS放送キターーーーーーーー
 スカパーのよくばりパック入ってる香具師は絶対に見ろ。録画しろ。俺はDVD持ってるからいいけど。
 つか、深夜でもいいから地上波でも放送してくれないかな。

読書録「『冠婚葬祭のひみつ』 斎藤美奈子」更新。


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