憂国日記
9月下旬


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著書、絶賛発売中:『若者を見殺しにする国』(朝日文庫)

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[#020926]
02/09/26

森昭雄脳の恐怖

●民主党もうだめぽ……。

アングリッフの長文掲示板に週刊文春で短期連載のゲーム脳記事をアップ。
 ざっと見て感じるのが、一番最後に象徴的なのだが、親という人間(そしてその対象は母親である)に対する脅迫が行われているという点。
 こういう脅迫はバブル期は各種教育機関によって行われていて、やれ「今、塾に入らないと子どもが一生苦労することになる」とか「子育てはお母さん、あなたの責任です」とか、そんなことをずーっとやっていた。そこには明確に「子供の成長=母親の点数」という構図が存在した。
 で、その結果、子供の利権が異様に増大し、わがままな子供と、子供ばかりを気にする母親。そしてその中に入れない夫という、崩壊した家庭図を示すことになったわけ。
 そもそも子育て言うものは子供自身の社会とのさまざまな関りを通して行われるものであって、その点において親との関りも「ある1つの関係性」でしかないのにもかかわらず、それを過大に見て「親が親が」とか「父性だ母性だ」とか騒ぎたてる点は、自らを日本社会の(子育ての)一員として見ることのできない、自分勝手な連中の相似点の1つである。

 すこし細かく見て行く事にする。

ところが、テレビゲームに熱中すると、次第に前頭前野のβ波の量が少なくなり、中にはβ波が極端に少なかったり、あるいはまったく出なくなることがわかりました。
 同様に、携帯メールを1日に8時間以上もやっている人や、ホラー映画の異常な愛好者も、前頭前野のβ波が低下することがわかりました。

 前にいつの間にか携帯が加わったとか書いた気がするが、またまたいつのまにか「ホラー映画の異常な愛好者」という、宮崎さんちの勤くん1本釣りの条項まで加わった模様。しかもすぐ後に「キレる」「ムカつく」という感情のままに暴力をふるう青少年、人目を気にせずに電車内で化粧をしたり食事をする人、公衆の面前で抱き合ってイチャつくカップル…………。などと、まるで「俺の気に食わないものは全部ゲーム脳」状態です。ちなみに、どっかで同じような主張をしているバカ脳学者を見たことがある気もしますね。

その試作機を使って、制作を依頼した会社のソフト開発者8人で脳波の試験測定を行った時のこと。コンピュータ技術者8人全員が、前頭前野のβ波の値が低かったのです。
 最初は、測定器の設計ミスかと疑いました。しかし、ソフト開発に関係していない社員のβ波は高くて正常でした。
 なぜか。
 そのコンピュータ技術者達は、職業柄、朝から晩までコンピュータのディスプレイをずっと見ながら、手と指を動かし続ける仕事をしています。聞けば、その人たちは、帰宅してからもコンピュータを操作していて、1日のうちで会話をたり、他の人とコミュニケーションを取ることがあまりないそうです。
 この人たちも、ゲーム脳状態だったのです。

 /.Jでも批判を一手に集めた「コンピュータ技術者はゲーム脳」発言ですな。
 そもそも、この人の言う「コミュニケーション」ってなんなんでしょうね。多分IRCやオンラインゲーム、2ちゃんねるといったような場所での会話はコミュニケーションじゃないんでしょう。でも、営業の人ならともかく、経理の人なんかは他人とそんなにコミュニケーションってとってます?他者とのコミュニケーションが少なくなるのは、専門職の定めだと思うんですが。

森教授は、被験者に積み木会わせゲームなどをさせて、β波の活動状態から、次の4タイプに分類した。
●ノーマル脳人間タイプ テレビゲームをまったくやった経験がない人で、ゲームをしている時も、β波がα波の3倍以上もできいる。礼儀正しい(図参照)。
●ビジュアル脳人間タイプ テレビゲームの経験はほとんどないが、テレビやビデオを毎日1〜2時間見る人。ゲームを始めるとβ波が減少するが、止めると元に戻る。
●半ゲーム脳人間タイプ テレビゲームを週に2〜3回、1回あたり1〜3時間やる人。テレビゲームをするしないに関係なく、β波はα波と同じかそれより下。集中力がなく、物忘れをしたり、自己中心的で少しキレる。
●ゲーム脳人間タイプ テレビゲームを週に4〜6回、1回あたり2〜7時間する人。テレビゲームに関係なく、β派が極端に低く、ゼロのことも。ボーッとして物忘れが多く、キレることも(図参照)。

 タイプの分類はいいんですが、最後の「礼儀正しい」とか「集中力がなく、物忘れをしたり、自己中心的で少しキレる」とか「ボーッとして物忘れが多く、キレることも」ってなんですか?それはデータじゃないでしょ。ちなみに、この分類に従うと、子供のころにゲームのなかった40代以上の人は全員「礼儀正しい」ということになりますが……。

ある8才の男の子は、1歳半からテレビゲームを始めて常習になり、ゲームをやると、口から泡を吹いているそうです。ゲームに負けると、ヤケを起こして、ゲーム機を放り投げることもたびたび。両親が心配して、病院に8回も検査につれて行きましたが、癲癇の症状は出ませんでした。典型的なゲーム脳です。

「典型的なゲーム脳です」などと言い切ってますが、これはちゃんと検査した対象人物なんですか?どう読んでも人づてに聞いただけの話を鵜呑みにして「これはゲーム脳」と断じているだけにしか読めないんですが……。

社会性がなくて、傍若無人の振る舞いをする青少年は、テレビゲームが普及する前にはあまり見かけませんでした

 これは同類のどっかのクソ病院の院長の発言。
 ええと、全共闘とか浅間山荘だとか日本赤軍だとかの、ああした日本のさまざまな出来事ってのは、全部夢か何かだったんですか?不良もヤクザも昔っからいますが何か?

 そして最後には、犯罪などという言葉を持ちだして、母親を脅迫しています。
 しかし、この人の話を何度読んでも、結局は「自分のなれた環境だとα波をだす割合が高いだけ違うんか?」としか思えないんですがねぇ。
 でも、俺がそう思っていても、そう思っていなくて、こうした戯れ言を信じてしまう連中も多いわけで……そうした森昭雄脳人間には、気をつけましょう。


[#020923]
02/09/23

日本人は歴史を忘れてしまったのか?

●去年の9/11にやたら国旗を掲げて騒ぐアメリカを見て「バカかとアホかと」と思っていたけど、現在は日本がまったく同じ状況で、人間として本当に恥ずかしい。
 ところで、日本は57年ほど前に、同胞を20万人ほど大量虐殺された(重軽傷含めたら、どれだけの数になることやら)にもかかわらず、今はその加害国と大変仲良しですが、そういう歴史は御存じですか?

算数の学力、20年で大幅ダウン 小学生6200人調査
 もうこの手の喧伝は飽き飽きで、わずか1年という期間ごとに輪切りにした期間内に点数をどうの言うことに何の意味があるのかは全く不明だが、私が常々思っていることは、こうした「学力」の必要性を強く訴える喧伝は、単に学力ヒエラルキーの維持を目的にしているのではないかという点である。
 そもそも、日本における学校の勉強とは「将来偉くなるためにする(末は博士か大臣か)」ものであり、近年の政治家や官僚、また企業トップなどの汚職、そして何よりも親や教師などといういんちき臭い生物の存在などにより「偉さ」の権威が喪失したために、子供たちは偉くなるための勉学をムダなモノとして捕らえてしまっていると考える。
 こうした偉さの権威が崩壊する中で「いい大学を出ていい会社に勤めているエリートである報道各社の社員」が自らの既得権益を確保すべく、学力の必要性を喧伝するのは当然の話ではないか。
 だいたい、この調査もそうだが、学力というものがさも学生までの身分にしか必要かの如く考える方が、よっぽど学力の必要性、しいては公教育の必要性を否定しているのではないか?そして、この考え方こそが、大学生までの僅か20年程度のわずかな期間にその人の人間としての生き方を確定させ、その後はいくら努力しようと堕落しようと一生立場の変わることのないヒエラルキーを発生させる装置ではないのか?

 この調査を行った(この記事だと、いまいち東京大学学校臨床総合教育研究センターと教授の関係が明確でないのだが)耳塚教授がフリーターに関してこんな文章を書いている。

 進学にせよ就職にせよ事情はそれぞれ異なるものの、結果として、学校教育が卒業後の進路を手段として生徒たちを学業と学校生活へと繋ぎ止める術を失うことを意味する。 それは青少年の学力低下の一因となるし、より深刻なのは、社会生活に必要なパーソナリティと行動様式を訓練する場が失われてしまうことにある。  青年期から成人期へと、いかに円滑に青年たちを移行させ、「大人役割」を取得させるのか。 伝統的にわが国では、新卒者一括雇用システムという特殊日本的な雇用制度の存在などにより、 この移行システムはきわめて効率的に機能してきたとされる。高卒無業者の増加は、鋭い社会階層的分化をともないながら、 この青年期から成人期への移行に関する巧妙な日本的システムが崩壊しつつあることを意味している。

 この教授はもはや学校や会社が「社会生活に必要なパーソナリティと行動様式を訓練する場」などとは信じられていないことに気づいてないし「特殊日本的な雇用制度」などというのは、上記したような特殊日本的ヒエラルキーの発生装置ではなかったのだろうかという疑念さえない。あまりに呑気すぎる。

 本来「学び」というものは、一生モノのはずである。
 それは学校などという固定化された場所に特有のものではなく、人々の営みや、季節のうつろい。さまざまな経験から得る性格のものである。元来、日本人はこうした「学び」を大切にしてきたはずだが、これが「(ある特定の層(主に資本層)の支持する)学力」に置き換わってしまったのは、一体いつの事だろうか?
 私はこうした事にも、戦後日本特有の「歴史の忘却」を感じてしまい、暗澹たる気持ちになるのだ。


[#020918]
02/09/18

つまらない国粋意識に身を震わせる国賊はとっとと死ね

今日の日記は大変キツい事が書いてありますので「一人の命は地球より重い」なんて言葉を信じているクソマヌケは読まないでください。読んで気分を害しても俺の知ったこっちゃありません。

●さて、小泉が北朝鮮に行って、思った以上に一気に進展してしまったんですが、正直、これからどうするんでしょうか?
 正直、俺もまさか正日君が拉致問題を認めるなんて思ってもみなかった。小泉はどうだったんだんだろ?
 通常こういう会談はあらかじめ事前交渉しておくもので、その時点でほぼ全ての交渉は決着がついているもんなのだが、今回はどうだったんだろうか?事前にこの内容で小泉が納得していたなら、政治家として外交能力があまりにも低すぎるし、騙されたにしても、そういうことをやる国だということくらいは分かってただろうに。
 でね、今回の日朝会談に対する俺の評価は「最悪」の一言です。
 なにが最悪って、正日君が拉致疑惑を認めちゃったのが最悪。小泉が出発前に「拉致問題の進展無くして、国交正常化はナシ」なんてカッコつけてたじゃん。でも、あれは逆に「拉致問題が進展すれば、国交正常化に向けて進まなければならない」って事なんだよ。国交正常化とはすなわち「戦後保障問題の清算」であって、こうなると「日本は敗戦国」という点が重くのしかかってくることになる。
 もちろん、拉致被害者たちの死亡要因云々で清算を先延ばしにすることは可能だけど、あまりに延ばしすぎれば日本が北朝鮮ではなくて、その他の世界各国から避難されることになる。実際、各国は今回の会談の成果に非常によい評価をしている。故に、日本が果たすべき世界的役割は非常に大きなモノ(鯨とか京都議定書どころの規模じゃない)となる。
 で、それをやるだけの体力(=財力)や政治力、そして国民の合意が日本にあるかといえば全くない。
 クソマスコミはお涙ちょうだいとばかりに、拉致された人の家族が吠えたり泣いたりしているのをさかんに報道して、北朝鮮への憎悪を煽ってる。だいたい各紙1面が拉致問題全面ばっかりってのはなんなんだ?日本にまともなマスコミはないんですか?
 あのね、死んだ方にはもちろん追悼の意は示しますけど、ハッキリいって拉致された人の命なんか、日本という国そのものに比べたら、どうでもいいんですよ。(ココ読んで憤った人は、最初に書いた「読むな」という警告を見なかったんですか?文句はあるだろうけど、じゃあ毎日のように人を殺している自動車がほとんど何の改善もないまま道を走っていることは、どうでもいいんですか?そういう日常で奪われる命より、拉致という非日常の命のほうが数千倍も重いんですか?国の有利を考えて数人の拉致された人を見殺しにするのと、交通事故は起こるけど、経済的利点を考えて車の走行を禁止しないことのなにが違うっていうんですか?)
 むしろ重要なのは、拉致疑惑という外交カードを日本主導で持つことにより、北朝鮮との交渉を有利に進めることですよ。これさえあれば、いつまでも日本にとっての北朝鮮は「悪の枢軸国」でありえたのに、今回拉致疑惑を認められてしまったことにより、このカードが北朝鮮主導になっちゃった。北朝鮮はもう「我々は誠意を示した。次はお前の番だ」と日本に詰め寄るだけで良くなった。へたすりゃ日本も一緒に悪の枢軸国だ。もう北朝鮮から逃れられない。拉致問題というゴムなしSEXで子供が生まれてしまったのだ。日本は身をやつしてでも北朝鮮を平和な国家によみがえらせなければならなくなったのだ。たかだか10数人の拉致被害者のために、日本は多大な負債を負ったのだ。

 もう、日本外交のレベルの低さや日本国民そのもののレベルの低さ、あまりにも情けなくって涙が出てきます。これでバカな国粋野郎がチマチョゴリを切り裂いたりしたら、それこそ世界の非難は日本に向けられるな。


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